福岡県春日市の車の整備工場【Garage55】の小暮です☆
今日は平成14年式のフォレスターにお乗りのA様より、今使っているタイヤがヒビが多くなってきて心配とのご連絡を受けたので、早速手配をしフォレスターのタイヤ交換の為にご入庫頂きましたのでご紹介していきます。
ご来店ついでにエンジンオイルも交換時期に近かったため、交換の提案をさせていただいたところ「一緒に交換お願いします」とのご返答をいただきましたので、同時進行にて作業させて頂きました。
タイヤ交換時期の見極め方
消耗部品としてまず挙げられるのが「タイヤ・オイル・バッテリー」の3つがパッと頭に浮かんできます。その中でもタイヤは車としての基本性能「走る・曲がる・止まる」の全てに関わってくる重要なパーツですね。
誰しもが知っているタイヤ交換のタイミングは「溝が無くなった時」が1番ではないでしょうか?
しかし、普段の走行距離が少ない方はタイヤのすり減り方は少ないですよね。タイヤの消耗は少ないので長い年数使用できます。そのかわりタイヤのゴムの劣化は年月と共に進行していくので、亀裂が入ってきます。(年数の経った輪ゴムをイメージしてみてください)その亀裂が増えてきて、ヒビが深くなってきた場合も交換時期と考えてください。
なぜヒビの入ったタイヤが危険なのか?
みなさんご存知のようにタイヤには空気が入っています。乗用車タイプで2.2キロ~2.4キロ辺りが標準的な空気圧かと思います。
タイヤはその圧力を内部に留めておく為に結構頑張ってます(笑)
もちろん表面から見えない内部にはワイヤーが編み込まれており、タイヤのゴム部分だけで押えているわけではないのですが、その表面のゴム部分に亀裂が入ると…力はそこから逃げようとします。
お正月のお餅を焼いた時をご想像ください、焼けた表面に亀裂が入り中からプク~っと膨れ上がってきますよね☆
タイヤでも同じような現象が起こる場合があります(汗)それで済めばいいのですが、最悪の場合バースト(破裂)して走行不能に陥るケースもあるからです。
フォレスタータイヤ交換前と交換後
まずは交換前(雨の日だったので濡れていて分かりにくいかも知れませんが)
外側に縦に入った深めのヒビがありますね。
そして交換後
THE新品!気持ち良いですね☆
乗り心地やロードノイズ(走行音)も良くなるはずです(^^)
エンジンオイル交換もやっていきます
エンジンルーム全体をみて一通り点検もします。
ウォッシャー液が減っていたので補充しました(^^)
リフトアップしてオイルを抜いていきます。
ドレンボルトから抜きましょう。工具をかけて…
あぃたぁ!真っ黒バイ!
新しいオイルを準備して…
こぼさないように慎重に入れていきます。顔は写ってないくせにドヤ顔なのがイラっときますね(笑)
ゲージにて油量を確認。ピシャリ!
まとめ
タイヤは日ごろの空気圧管理やローテーションで寿命が変わってきます。
近くに寄ったついででも結構ですので、タイヤの点検をご用命ください☆もちろんオイル交換時にも空気圧点検を実施しておりますので、普段から当店をご利用いただいているお客様も引き続きご用命お願いいたします。
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